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テレビ番組から感じたこと

「トンデモ議会」といわれる大阪府議会関連ですが、8月28日の「ちちんぷいぷい」での取り上げ方に関して、ある方のユーチューブに上げられた当該コーナーを視聴した印象をSNSにアップしました。じっくりと見ようと思ったら、既にその映像は削除されており、見られなかったことを呟いたら、早速ビデオを持っている人から連絡があり、送信してもらって確認しました。

きっかけになったツイートは9月3日の午前に呟いたこれです。

「先日「ぷいぷい」での府議会本会議を巡る話題。司会のヤマヒロさんが「できレース」的な発言をし女性タレントも「維新がかわいそう」的な発言。その後名越康文さんが議会制民主主義の基本を忘れた行いであると激怒。スタジオの空気がガラッと変わったと聞き、ネットで探すも消去されていた。」

最初の部分だけをチラッと見て書いた内容ですから、最後にリンクを貼っているコーナー文字起こしと比べると少しバイアスがかかっていたかも知れないという反省も込めて、ツイッター、フェイスブックにアップした内容を編集しながら書いてみます。


総体的に私もテレビ番組を司会した経験から、単に最初の府議会でのやりとりを見せられたら、ヤマヒロさんと同じ反応をしたかも知れないとまず感じました。権力者の行いについて厳しく、常識の範囲を超えているものにはナナメに斬りつけるというやり方ですね。


そして、バラエティ番組のつくり方というのはまず「インパクト重視」で、今回のように府議会での子どもにも見せられないような「とんでも運営」を見た時には、「府民の代表たる議員がなにやっとんねん」「笑い顔で椅子取りやってる場合か」という「目に飛び込んだ現象」から、「なれ合い的な」というニュアンスで批判したかも知れないと正直に思います。

しかし、スタジオの空気は名越康文さんの
「維新は選挙が全てというけれど、選挙で選ばれた議会がこんなんでいいのかというのは子どもだって分かる」という発言から変わり始めます。番組は最近の地方議員の政務活動費の問題などに触れた後、名越さんの以下のコメントが続きます。


私が最初に呟いた「激怒」ではなく、静かに、しかし表情は厳しく維新を応援している皆さんは、正しいことをやっているからええという人もいらっしゃるかも知れないけれど、正しいことをやるということで民主主義が正当化されるということがあったら恐ろしいことですよ」というもの。ここから、漸く番組はこの間の維新の異常な議会運営に触れ始めました。

石田さん「議論をしてきているというけど反対意見をいわれる議論をしたくないというのは民主主義ではない」と続き、このコーナーの「茶番」という導入部とは違う「民主主義とは」という話に展開しました。


これほど当初の雰囲気と違う展開になることは珍しいと感じ、そこから一連のツイッター、フェイスブックへの投稿へと繋がりました。放送局側の承認がないとネット上では見られないでしょうが、「議員の質」と「議会制民主主義」について具体的に多くの問題点がある、現在の大阪の状況をご理解いただくためにも是非多くの方に見て頂きたい内容でした。


こうした内容をツイッター、フェイスブックにアップしたところ、このコーナーの文字起こしをしておられる方のブログリンクも紹介してもらい、動画ではご覧になれない方の為にそれもアップさせていただきました。

http://sazanamin.blogspot.jp/2014/08/20140828.html

テレビ離れという言葉も既に言い古された感はありますが、情報入手手段としての力はまだまだ残っています。そして、偏った意見だけを流し続ける番組も存在しています。


ニュース番組とバラエティ番組の垣根が無くなってしまった現在、私たちがきちんと判断できる材料をバイアスなしに届けることの難しさを感じつつ、一面的な捉え方だけでは誤った判断を誘導しかねない「報道現場」「制作現場」に多くの示唆を与えたコーナー展開だったと思います。

もし、名越さんがいなければどう展開したのかと考えると少し肌寒くなりますが。